下部尿路疾患ってどんな病気


どんな病気?

猫は少ない水で体を維持するために、濃縮された濃い尿を少量排出して水分の有効利用をしています。

肥満、食事、細菌感染、ストレス、季節などが原因となり、濃縮された尿で膀胱結石ができやすくなります。

特にオス猫に多い理由として尿道は尿スプレーのときに尿が勢いよく出るよう、

先端の5ミリくらいが極端に細くなっています。ここに結石などが詰まると尿が出なくなります。

メス猫にも発症しますが、尿道が太いため詰まることはほとんどありません。


兆候は?

初期段階ではトイレに何回も行ったり、トイレ以外の場所で尿をしたり、陰部のグルーミングが激しくなります。

この時点で獣医師の診察をうけることとをおすすめします。

進行すると血尿になったり、結石で尿道が塞がってしまい尿が出なくなります。

まる1日尿が出ないと腎臓がダメージを受けて命に関わってしまうようです。


尿検査をしてわかることは?

猫の正常な尿は弱酸性で、

●より酸性に傾くと療法食では溶けないシュウ酸カルシウム、

●よりアルカリ性に傾くと療法食で融解可能なストルバイトの結石ができやすくなります。

尿検査では、結石の成分や腎臓・膀胱炎などの程度を調べることができます。


罹患したら?

食餌療法が一番重要です。

市販フードに「尿石予防」と書いてあるものもありますが、発病したら獣医師取り扱いの療法食でないと効果がみえにくいそうです。

獣医師さんの指示に従って定期的に尿検査をして食餌の管理をするようになります。

完治前に飼い主だけの判断で治ったと思い食餌療法をやめると、何度も繰り返し発病し、治りにくくなってしまいます。