それでもあなたはペットとキスをしますか?

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人獣共通感染症には、日本の犬のうちの20%,猫では約90%が口の中に健康保菌(菌はいるのに、持っている動物自体には特に症状は出たりしない)しているというパスツレラ(Pasturella multocida)があります。
犬猫や小鳥の上部気道および消化管に常にいる菌で、犬猫では特に症状は出ません。どうやって人に感染するかというと、咬み傷や引っかき傷で感染し、子供や高齢者など免疫力の低下した人に皮膚局所感染症(傷の化膿、所属リンパ節の腫れ)、呼吸の際の呼吸器感染症(健康な動物では感染症を起こさないような病原体が原因で発症する感染症で、
風邪の様な症状から肺炎まで)、敗血症(細菌による血液の感染症)を引き起こします。 予防をするには、まず犬や猫とキスをしないこと!それから、犬猫から咬まれたり引っかき傷を作らないことです(これは、好きで作る人はいないと思いますが)。もし咬まれたり傷を作ってしまった場合には、傷口の洗浄と消毒を十分に行い、動物との接触後の手洗いと、抵抗力が低下している場合にはうがいを行うことが大事です。
いくらペットを家族のように大事に思っていたとしても、口と口のキスは避けましょう!